不安にさせているものはネガティビティ・バイアスかも!

新型コロナウイルス感染が始まって1年ほどが経ちました。

2度目の緊急事態があり
「コロナうつ」「コロナ疲れ」という言葉がよく聞かれるようになりました。

 

こうしたきっかけは

 

外出が難しい、
人とかかわることが格段に減った、
1日のうちほとんど人と話さないetc.

いろいろな要因があるかと思います。

 

加えて、コロナ関連の情報があふれています。TVやネット、SNS等・・・世代等によって情報の媒体は異なりますが、圧倒的にネガティブな情報が多いですね。

 

ある時期こういう情報が流れました
「トイレットペーパーが不足しているらしいよ。在庫がもうないらしい」

 

しかし、同時に店舗側からは
「大丈夫です。十分な在庫はありますから、買い溜めするようなことはやめましょう」とも。

 

でも、どうでしたか?

反する情報が出た時に、どちらを信じるか?

 

多くの人は「不足するらしいよ」の情報に引っ張られ、店頭からはトイレットペーパーはなくなりました。

 

このような非常事態において、ネガティブな情報が爆発的に拡散されることを

「ネガティビティ・バイアス」

つまり、否定的で偏見ある見方に引っ張られるということです。

 

これは一つの事例ですが、恐らく不安になりやすい人は

個人レベルでネガティブなことを本当だと信じ込む傾向にあります。

 

このままだと仕事がなくなるんじゃないかな

このままだと就職できないんじゃないかな

このままだと自分も感染してしまうんじゃないかな

一人だし、感染して死んだらどうしよう・・・

 

どんどん一人で悪い方へと思考が向いてしまうのです。

ぜんぜん本当のことではないのに。

 

 

心が健全な時には、「そんなはずないじゃない!」と思えることも

心が疲れてきた時には、なかなかそう思えないものです。

 

 

カウンセリングでは、こうしたバイアスを元に戻すということをしていきます。

不安や、気分がおちこむ等あれば、誰か話ができる人に相談してみるといいでしょう。

 

心理カウンセラー 森川 祐子

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