なりたい自分やめざす目標をイメージしてみる

冬季オリンピックが閉幕しましたね!

どの競技も熱い闘いを繰り広げ、アスリートは心身ともに試合に自分のピークが来るように調整してきています。肉体もメンタルもぎりぎりのところで闘う、その姿が人に感動を与えるのでしょう。

 

私は以前、某体育大学の体操競技部で、オリンピックを目指す選手のサポートをしていました。彼らはシーズンが始まると『インカレ』『全日本選手権』『NHK杯』と駒を進めていきます。めざす目標に向けて一歩ずつ成果を出すことで、「なりたい自分に近づいている!」という手応えを感じるのです。

 

 

さてあなたにとってめざすものは何ですか?

 

今月のテーマは『なりたい自分やめざす目標をイメージしてみる』

 

 

タイガーウッズが史上最年少でマスターズを制したのは有名な話です。

 

その彼がイメージしたのは、緑色のジャケット。なぜならマスターズで優勝すると緑色のジャケットがもらえるからです。自分は必ず優勝して自宅のクローゼットにグリーンジャケットを掛けるのだと繰り返し、想像していたんだそうです。象徴的なお話ですね。

 

私たちはイメージとして描けないものは、現在の自分とつながることができません。

 

突拍子のないことでも、こんなことをやってみたい!こんな風になれたらワクワクするかも!といったことを、「できる」「できない」は傍(かたわら)に置いておいて、想像を膨らませてみることです。「できる」「できない」にとらわれてしまうと、どうしても「できない」といったネガティブの力の方が強くて、引っ張られてしまいます。

 

だからこそ、具体性を持たせてやる。

 

いつ?場所は?誰と一緒に叶えたい?その時、どんな気持ちになっているの?周りの景色は何が見える?このようにどんどん想像を膨らませてやることです。

 

曖昧なイメージでも、何度も想像してみることで、徐々に具体性を持ち始め、リアリティをもちはじめるのです。明確なイメージがある人は、繰り返し具体的に想像してみて、その場所に行ってみたり、人に話してみたりすることも効果的ですよ。

 

なりたいものをポジティブな気持ちで思い描けたら、
次は行動につなげてみるといいですね。

 

心理カウンセラー 森川 祐子

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