他人と比較して落ち込む必要はない!その理由とは?

高の組織力を引き出す!
ンタルトレーナーの森川祐子です。

 

さて、今日のテーマは
「他人と比較して落ち込む必要はない!その理由について」

 

「そんなことは、言われるまでもなくわかってる!」そんな声が聞こえてきそうです。けれど、劣等感に苛まれている時ってわかっているんだけれど、比べてしまって、つらくなったりするものです。

 

1、他人と比較して落ち込む必要はない!その理由とは?

 

比較に意味はないことを知っていても、隣の芝は青くみえるもの。これは逆のことが言えて、比較して自分が相手よりも何かの事柄で抜きん出ていて、優れていると感じた時には優越感を感じるかもしれません。

 

けれど不思議なもので、この手の感情は必ずジェットコースターのように、上がったテンションは必ず下がるものです。この正体は「感情」のように思われがちですが、実はそこには思考(価値観)があり人よりも優れていたいというエゴがあるのも忘れてはなりません。

 

頭では他人と比較することなんて、馬鹿げたことだって、わかっているけれど「そうは言ってもやめられないのです」
と言う声が聞こえてきそうです。「それができれば悩まないんだ~!!」という感じ。

 

その上で、これだけは言っておきます!

 

たぶんそれは比較している項目というか、コンテンツというか、それらが同じ土俵に並んでいるんだけれどそれ以外は、土俵にあがっていませんから!!

わかります?

 

2、他人と比べる時、何を比べていますか?

 

例えば、お友達のC子ちゃんとテストの点数で差がついてしまった!

 

が~ん。

 

という時に、「テストの点数」が同じ土俵に乗っているから比較すると、点数の差が一目瞭然。

 

けれど、普段の勉強量はどう?
その勉強の内容は?
そもそもの基礎学力の差は?
放課後の時間の過ごし方は?

 

全部が同じなのに、テストの点数の差が生じたら「何で?私だけ?私ってだめね」となるかもしれませんが、前提としての土俵がぜんぜん違うのに、一点のみ(テストの点数)だけを比較して自分が悪かったからといって落ち込む必要はないのです。

 

もしかしたら今、

・成績が上がっている途中かもしれない。
・テストは現状(あるべき姿)だとしてもクラブ活動でがんばっていることがある。
・親の代わりに家事をしている。
・今は他に夢中になることがあって、勉強は二の次。

 

C子ちゃんには、ないものを得ているはずです。何も得てないと思うなら、何もないままでよしとするか、悔しいなら、それをきっかけに何かを得ようとしてもいいかも。

 

つまり他人との比較はそう単純ではありません。なのに大事なことはすっとばして、表面的に見えている事だけで比較をして落ち込む。もっと言えば、それが本当がどうかもわからないのに勝手に落ち込む。

 

3、FacebookやTwitter、SNSで一喜一憂する人

 

その最たるはFacebookTwitterInstagramなどではないでしょうか。いいねの数や、フォロワー数。これがつくかどうかで一喜一憂するひとは少なくありませんね。気持ちはわからないではありませんが。

 

 

言われるまでもなくお気づきだと思いますが、これらSNSに書かれていることが本当のことかどうかはわかりません。いい感じになるように書かれているものですし。

 

人は自分を計るモノサシが欲しいもの。一番手っ取り早いのは他人の評価ですから。でも他人のモノサシを基準にしていたら疲れるし、いつまで経っても、今の自分に満足できません。

 

自分のことをもっと見てあげてください。きっと、もっとすごいことやすばらしいことがあるはず。まあ、得てしてそれらがスコトーマ(盲点)になって見えていないから、辛いのかもしれませんが。

 

4、スコトーマ(盲点)を外すためには

 

スコトーマがあるということは、自分らしくあることを邪魔するものがあるとうことです。自分の中にある、とっても良いところ、素晴らしいところを隠してしまうもの。それは「常識」と言われるものだったり、「普通は・・・」と言われるものが多いです。

 

例えば、率直にはっきりと口にする性格の人がいたとしましょう。思ったことや感じたことを、ストレートに発言する!それはその人の良さです。けれど学校や会社生活においてクラスメイトから「○○さんは、すぐに思ったことを口にするんだね(と嫌味を言われた)」上司や先輩から「思ったことをすぐに口にせず、ちょっと考えてから発言したほうがいいよ」と言われたら、「そうか!思ったこと、感じたことをすぐに口にすることはいけないことなんだ」と解釈したとしたら、その人が持っている率直さはなくなってしまうかもしれません。

 

注意をする人は、良かれと思って注意しているのかもしれません。指摘する側がどうこうではなく、受け取った人がどうするかを選択するのです。

 

日頃より自信がない人は他人から注意を受けたら「そうか!人間関係がうまくいかないのはそのせいかも。だったら発言を控えるようにしよう」という選択をするかもしれません。

 

一方、自信がある人は「何を言ってるんだ!率直さは自分のいいところだ!これがなくなったら自分じゃない!」と自分らしさを選ぶかは自分に選択権はあるのです。

 

そのうえで「率直さ」をもちながら、「伝え方には気をつけよう」とすれば、自分らしさを失わずに率直でいられるかもしれません。指摘した人に対して憤りを感じるだけで、改善がなされなければいつも人と衝突してしまう人、となるだけの話です。

 

ただスコトーマを自分で外すのは、難しいもの。だって自分には見えてないから。だからプロのカウンセラーやコーチやらに手伝ってもらって、向き合えるようにしていくのですね。

 

スコトーマと向き合いたい!自分の問題と解決したいと思うなら、一緒に見つけていきましょう☆

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