やる気=モチベーションアップは実は◯◯次第!〜メンタルトレーニング編〜

高の組織力を引き出す!
ルーコンシャスの森川祐子です。

 

仕事をしていると、うまくいく時とそうでない時が必ずあります。
うまくいかないと感じる時、私たちの心のなかは”葛藤”で揺れ動いています。

 

怒りや不安、不満、戸惑い、嫌悪感、落ち込み・・・

 

感情が占める割合が大きいと、私たちの行動は感情次第ということにもなりかねません。

 

つまり感情をうまく扱えていないと、振り回されてしまい失敗することがあります。
怒りに任せて、怒ってしまったなどといのはその典型ですね。

 

”怒り”などといった直接、他人に対して影響力が大きい感情だと、意識的にコントロールしようと気をつけます。ところがその他多く感情(不安、恐れ、葛藤、戸惑い、孤独等)を感じたとしても、日常の中で流され、無意識(意識されない)でいることが圧倒的に多いです。その結果気づかないうちに行動が感情に引っ張られてしまっています。

 

その一つに「モチベーション」が挙げられます。

 

いかがでしょうか。天気一つとっても自分のモチベーションは変わってきます。けれどそんなことを、いちいち意識していませんよね。自分のモチベーション次第で仕事の精度や効率が全く変わってくる、にもかかわらず。

 

それでは、モチベーションをうまくコントロールする方法をお伝えしていきます。

 

1、社内で、モチベーションを下げる要因は何でしょう?

 

仕事をしていてうまくいっている時はモチベーションはアップ!もしくは現状維持されていることでしょう。

 

ところが、仕事がうまくいかないと感じだすと、モチベーションが下がってきます。そのきっかけは、以下のような要素です。

  • 会社に対して将来性が感じられない
  • 上司と合わない、上司を尊敬できない
  • 仕事に対してやりがいが感じられない
  • 職場での人間関係がよくない
  • 自分が成長できる気がしない

 

いずれも、テンションまで下がってしまいそうです。
さてここで、モチベーションが下がる理由は何だと考えますか?もしかしたら、状況のせいだと思っていませんか?

 

職場の人間関係がよくない、上司と合わない(状況)

だから自分は上司に認められていない、この職場は合わない・・・(という考え)

モチベーションが下がる(結果)

 

という図式です。

 

 

いかがでしょうか?お察しのように、状況が悪いから、モチベーションが下がる理由は状況のせいではありません。
そう、実は状況と結果の間にあるものが問題なのです!

 

2、モチベーションを下げる要因はズバリ「解釈」なのです。

 

モチベーションを下げる要因は「状況をどう捉え、どう解釈するか?」が重要なのです。

 

どんなに困難だと思われることがやってきたとしても、「自分には試練を乗り越えられる!」「こんなこと試練でも何でもない」と思っていたらどうでしょう?状況はモチベーションが下げるどころか、試練に立ち向かうぞ!というようにモチベーションアップにつながるかもしれません。

 

一方で「いやいや、現実問題そんな前向きには捉えられないよ」と思う人も。困難がやってきたら「大変なことになってしまった」「自分はツイていない」「この仕事自分には合ってない」という気持ちになり、モチベーションが下がってしまう人は少なくありません。

 

さて、困難な状況がやってきた時、次のような行動をとる人もいます。
「この仕事、自分には合わないし、面白くないし、上司に嫌われているみたいだし・・・じゃあ、仕事辞めてしまおう!」と。きっぱり辞めてしまえる人は、ある意味メンタルヘルス不調を避けられるのかもしれません。

 

とは言え、克服すべき問題を抱えたまま次に進んでも、クリアするまで課題はつきまといます。次の職場でも同じようなことを繰り返すことでしょう。

 

では、どうすればモチベーションは高めていけるのでしょうか?

 

3、やる気=モチベーションをアップさせるために

 

まず簡単な方法としては、外発的モチベーションと言って「馬の鼻先に人参を吊り下げる」的にご褒美を設定してやることです。

 

仕事の対価として給料をもらう。これは一番わかりやすいものです。家族を養うためとか、ローンの返済のため。ところが当たり前になりすぎて、人参にもなってない人が多いですね。

 

ということで、ご褒美制度です。「目標達成をしたら、車を買おう!」とか、「前から欲しかったカバンや靴を買う」など自分にご褒美を決めて、やりきったら自分に買う(買ってもらう)という方法です。

 

 

立派なご褒美ばかりでなくてもいいので、日々小さなプチご褒美を設定しながら、サブゴールをクリアしていくには良い方法です。

 

しかし、ご褒美に勝る困難がやってきた時には、太刀打ちできなくなります。

 

では、もっと効力があって、やる気を持続させてくれるものはなんでしょう。

 

それこそが内発的モチベーションと言われるもので「自らの意思でやりたい気持ちになって行動するもの」をさします。

これがうまくいっている時には、人参は必要ありません。

 

例えば、サッカーの好きな子どもがなぜサッカーの練習をやるのか?と言えば、「サッカーが好きだから」です。きっと「○○選手みたいになりたい!」「海外のチームで活躍できる選手になりたい」「W杯で優勝だ!」など目をキラキラさせて語ってくれることでしょう。

 

自分が好きでたまらないようなかかわっている時というのは、人間やるな!と言われてもやりたくなって仕方がない、仕事もそのような位置づけになると変わってくるのでしょうね。

 

 

では、「少しでも自らが望んでやりたい」という気持ちになるためにはどうしたらいいのでしょう?

 

4、他人がやるな!と言っても、自ら望んで目標達成したくなる方法

 

その重要ポイントはいかに目標設定をいかにうまくやるかです。ゴールを設定し、ゴールからの逆算で具体的な行動を落とし込んでいく方法です。

 

「ああそれ、聞いたことがあります」「それってコーチが『あなたのゴールは何ですか?それはいつまでにやり遂げたいですか?じゃあ、逆算をして設定しましょう』って聞くやつですよね」「スケジュール通りに出来なかったら『どうして出来なかったのですか?』とお尻をたたくってやつですね」

 

 

ちまたにこういうコーチがたくさんいます。

 

この手のコーチに苦手感をもつ人は、「ひとたびコーチに目標を伝えてしまったら、鬼の首を取ったみたいに、人質のようにされてしまう(やるって言ったよね〜とか)」ということを知っています(笑)上司ならいざ知らず。

 

このケースでは大事なことが抜けています。

それは目標設定をする前に、目標に対して自分が嬉しくなる、ワクワクする気持ちが前提としてあるということです。

 

「いや〜今さら仕事にワクワクもドキドキもないですよ」という声も聞こえてきそうですが、少なくとも入社の時には思い描くものがあったはずです。

 

  • 将来、会社でどのような仕事をしたいと思っていますか?
  • 会社はどんな場所だと快適ですか?
  • 自分の目指すポジションは?
  • どういう人と一緒に仕事をしたいですか?

 

自分が楽しくなるような未来が思い描けるようになると、仕事への意欲も変わります。仕事の原点に立てるような投げかけをしていくと効果的です。

 

しかし、何をどう聞いてもプラスの要素が出てこないとしたら、そろそろステージを変えるタイミングなのかもしれません。入社した時には、ワクワクする気持ちはあったけれど、今はそうではないというのであれば、次に自分が成長できるものを見つける時期にきているのかもしれませんね。

 

5、まとめ

 

いかがでしたか?モチベーションのことを見ていくことで、自分の物事の捉え方=解釈が見えてきたのではないでしょうか?

 

客観的に見ることが難しい場合には、専門家に委ねてみるのもよいかもしれません。ぜひ内側からわきでるようなモチベーションを見つけていってくださいね。

 

代表 森川 祐子

 

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