メンタルトレーナーが伝えるレジリエンスを鍛える研修とは
最高の組織力を引き出す!
メンタルトレーナーの森川祐子です。
私ごとですが、定期的にヨガに行くようにしています。
伸びたり縮んだり、ねじったりと身体を動かすことがとても心地いいという理由と、身体に意識を向けることで、集中力が上がり、心も穏やかになれる時間だと感じているからです。
ヨガを通して、自分の体調のちょっと変化が感じ取れ、感覚が冴える感じがするからか、思考に偏っているのかなどよくわかります。私にとって確実にレジリエンスを鍛えてくれる方法の一つとなっています。
さてこの”レジリエンス”という言葉。初めて耳にする(目にする?)という人もいるかもしれませんね。ではレジリエンスとは何かをご説明します。
1、レジリエンスとは
レジリエンスとは、「精神的回復」「抵抗力」を意味します。メンタル研修的には、ストレスを跳ね返すようなタフな心を育てるためにどうすべきか、というテーマで行います。
あなたにとって好きな事、心地よいと思うことはどのようなことでしょうか?
それは日常のなかにありますか?
私は昔から、好きなもの、欲しいものを手に入れることよりも、好きなことをしている時間や空間をとても大切にしています。好きなことをしている時間というものは、あっという間です。しかし感じた心地よさ、満たされたという感覚は私のなかに残るものだからです。
もちろん、好きなもの、気に入ったものを手に入れることで気持ちも上がるし、嬉しいという感情はそこにあるものです。そういう時、嬉しいという気持ちの先にあるものを見てみるといいかもしれません。
どういう気持ちが満たされるのか?
私にとって、私を満たしてくれるものは何なのかを探ってみました。
美味しいものを食べる
掃除を終えたクリーンな部屋にいる
いれたてのコーヒーの香りに包まれる
花をいける
朝の空気を感じる
静かな部屋に一人でいる
神社にお参りにいく
何もしない
何も考えない
これらは私にとって、とても穏やかで、満たされるひとときです。
何一つ特別なものはなく、なんてことのない日常です。もちろんこれらはほんのひと時で、仕事があって、家事をして、もろもろ・・・その合間に愛おしい時間があるのです。
ずいぶん昔、しゃかりきになって仕事をしていた時の自分には考えられないことです。なぜなら、こんな時間があるなら、目の前にあるタスクを一つでもこなすことが重要でした。常になすべきタスクは満載で、もしタスクがないなら、自分で作ってでもやらなければならないことで満たしておきたい、スケジュールが詰まっていると安心、という感じでした。
今思えば、つらいこと、大変なことを積み重ねた先に欲しいものがある、手に入るのだと思い込んでいました。もちろんそうした時期があって、得ることもたくさんありました。しかし忙しすぎる毎日は、確実に精神的なものを疲弊させ、肉体的な健康をすり減らしていたように思います。
今では、年齢的なこともあって、当時よりは体力は落ちていますが、自分のなかでのエネルギーの使い方は全く変わりました。大事なことは毎日の日々のなかで、満たされることを意識すること、今自分がここにいるということを実感することとなったのです。
これこそが今の私を支えることになっています。
やらなければならないことだけに目を向けることは
ある意味、容易いことかもしれません。
評価につながることなら、なおさらですね。
けれど、自分らしくいられるということは
沢山のタスクをこなして評価されることでも
目標達成して、すごい自分になることでもないのです。
たしかに成果が出ることは自信をつけてくれるきっかけにはなります。
でも、それだと頑張り続ける自分にはO.K.が出せるけれど
そうでなかったら、自信は持てないということになります。
自分で、自分のことを「自分らしい」と思えること。
言葉を変えれば、今の自分を受け容れられる、
噛み砕いていうと「自分に納得している」ということかな。
それらはタスクをこなさなくても
自分を受け容れられることこそ、
本当の意味でのメンタルの強さにつながるのです。
そう思えることで
日常が、やらなければならないことに彩られているか
やりたいことで満たされているかが
違ってくるように思うのです☆
今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。
代表 森川祐子
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・外出がままならず、ストレスが大きい。
・仕事のこと、将来のことなど、不安が頭から離れない
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