思い通りにいかない時こそ、経営者がやるべきこと

ブルーコンシャスの森川です。

 

いまだコロナウイルス問題が続いており、収束の目処が見えず…
ちょっとイライラが溜まっているという人少なくないのではないでしょうか。

 

先日、長く付き合いのある女性経営者の方から『お世話になっている社長さんから事業を引き継ぐことになった』と打ち明けられました。

 

彼女とはもう20年の付き合い。大好きな人です。

 

私が心理カウンセラーを目ざしていた20代の頃、ともに修行僧のような日々を過ごしていました。それが20年以上経った今もお互い同業の仕事を継続しています。

 

「当時はホント、笑っちゃうくらいに大変だったよね」と今では懐かしんでいますが、まるで出口のないような苦行の日々…(滝にうたれたりしてませんが、苦行だと思ってました)

 

はたから見ると、そんなに辛いならさっさとやめればいいと思うかもしれません。

 

今でも同じような仕事の仕方をしていたら労基署からお呼びがかかるか、パワハラと訴えられたでしょう(笑)

 

 

さて、ここからは自分のこととして置き換えて考えてみて下さい。もしくは思い当たる身近な人に当てはめてみてください。

 

すごくつらい状況や苦しい時あなたはその状況をどう捉えますか?

 

こんな目にあうなんて
・自分はついてない
・◯◯さんが悪い
・会社のせい、家庭のせい(環境のせい)
・自分の能力が足りない、未熟だから…?

 

 

もし、そう思っていたとしたら
・状況を悪化し
・他人を悪化し
・自分を悪化してしまっているだけなのです。

 

 

何かのせいにしても状況が変わらないことはたぶん自分が一番知っていますね。

 

「自分のせい」としていることは「自分で責任をとること」とは別モノ。

 

自分のせいと思っているだけで状況を受け入れてもなければ、責任をとっているわけでもありません。

 

「自分で責任をとる」ということは何かしら行動を起こすことだけでなく行動せずとも、状況(事態)を受け容れて、結果から被る事態を認めて受け止めること。つまり苦しい状況に置かれたとしたら、そのことに抵抗せず、受け容れてみる。

 

自分自身を判断(良いとか悪いとか)したり、自己憐憫することなく、全てを「そうだ」と受け容れてみること。

 

状況(事態)を悪いものとして見るのをやめて、来るべきして今の自分に訪れた状況(事態)だと思えば、見えてくるものは違ってくるはずです。

 

​​​​​​​

 

かつて当時は修行だと思っていたことも、今ではかけがえのない経験となっています。あれがなければ今の私はありませんから!それは彼女(冒頭の女性経営者)も同じはず。

 

同じ時間や場所を共有してきたからこそ分かち合うものがあり、今では良きビジネスパートナーです。

 

苦しい状況がネガティブなわけではなく、苦しい状況は自分が付いてないわけでもなく、今の自分に必要だからこそやってきたもの。

 

苦しい時だからこそ、目線の高さを変えて抽象度を高めてみませんか。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

ブルーコンシャス森川 祐子

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