春という季節がメンタルヘルス不調”うつ”等になりやすい理由!
今年は暖冬で早くから花粉も飛び、花粉症のある方は身体が慣れてきた頃ではないでしょうか。
そうは言っても雪が降ったり、冷え込む日もあるので、注意が必要です。
寒暖差が大きな春は身体は自覚のないところで疲れがまたっています。
春という季節に備えて、準備しておきたいメンタルの心構えについてお伝えします。
1、「春という季節がメンタル不調になりやすい理由!」について
あなたにとって春はどういう季節ですか?
印象のことを言えば、春は出会いと別れの季節であり、ビジネスの側面から見ると、会社的には決算があったり、異動や転勤があったりと慌ただしい、落ち着かない季節かもしれません。
加えて花粉症の人は、”天気がよい”というだけで、鼻や目がムズムズしてくるのかも。寒暖差が大きい季節というのは、自律神経が疲れやすい季節だとも言えます。よって身体は疲れやすい!
さてメンタルに関して言えばこれまた不調を起こしやすい季節だと言われています。
不調の種がこの時期から撒かれて、それがど〜んと表に出てくるのがGW明け(いわゆる五月病と言われるもの)でしょうか。
一つには、出会いと別れの季節だと述べた通りで自分自身の変化のみならず、周囲の人が退職していったり
卒業したり、異動や転勤があったり・・・
それ以外にも、決算期という会社や組織は、年度末でバタバタしているでしょうし、人の異動によって、仕事が増える、残業が多くなる新しいプロジェクトが始まるというような人も。
つまり、他の季節と比べて、環境が変わりやすいということです。これが不調になりやすい要因です!
2、ストレスへの対処法
変化の多い環境は、私たちにとって確実に”ストレス”となっています。
ストレスというものは、”嫌なもの=ネガティブ”というイメージがありますが、実はポジティブなことにもストレスはあるもの。出来事的には結婚や妊娠、出産っておめでたいことですよね。それだけではなく、新しいことにチャレンジしたり、高い目標に向かって頑張っている時もストレスはかかっています。
ただポジティブなことは、ストレスとは言え、その先にあるものは嬉しい、楽しいといったワクワクすることが先にあると思えば、踏ん張りもきくと言うもの。コントロールしやすいストレスと言えるかもしれません。
しかしネガティブなストレスは無防備でいると、受けた時の反動も大きいので準備をしておくことが大切。心身のストレス対処法を見ていきましょう。
2-1、身体への対処法
まず体への一番の負担はこの激しい気温差。20℃を超えるポカポカ陽気の日があったかと思うと5℃を下回る日があったりも。
3月も後半にさしかかるとさすがに、毛皮や冬物のコートも気が引けてだんだんと薄物のコートになりますね。そうすると冷え込む日もあるのに、結構薄着なんてことも。
気温差だけでなく、湿度の違いや飛散する花粉の量もことなります。同じ温度でも雲の多さで感じる寒さの質も違いますね。
さきほども少し触れた自律神経(身体の調整機能)は体温調節のバランスをとるのに、疲弊しています。
それでなくても、日々の人間関係や仕事などのプレッシャー等ストレスかかることが多いのに・・・です。
2-2、心への対処法
メンタル的にできること・・・それは、心してかかることです。
答えになってない?
いえいえ、つまりはストレスがかかりやすい時期だということを知り、身体は疲れやすいということを自覚しておく!ということです。
人間は準備なく、がつんと負荷がかかることに弱いもの。なので、自らの心と身体に目を向けてあげると心身の状態に気づきます。
・今日は疲れたみたいだから、早く休もう。
・そういえば、忙しくて寝る時間が遅くなってるかも
・食生活に偏りがあるかな?
・最近、運動不足だな。
・動画やゲームばかりが続いている。
こんな風に気付いたら、ご自身を労ってあげてください。慈しんであげてください。
それができるのは、他人ではなく自分にしかいないのですから。
無理をすると、やっぱり後でがくんと来ます。
ちょうどそれが、GW明けあたりに疲労やモヤモヤがたまって・・・という人が少なくありません。
疲れを溜めてからだと回復に時間がかかるので今から、少し意識してみるといいかもしれませんよ☆
3、この時期にメンタルヘルス不調になったことがある人も、要注意!
人の記憶は曖昧です。
かつて春という時期に調子(心でも、身体でも)を崩したことがある人は記憶になくても、無意識がしっかりと覚えています。
なので、よくわからないけれど、春が苦手だと感じることもあるようです。
特にメンタルヘルス不調を引き起こした方は、当時の不安定さや不快な感じは様々な事柄が、トリガー(きっかけ)になって、フラッシュバックを起こすということもあります。
日常生活に支障が出るような不快感がある人は、しっかり対処する必要がありますが多くの人はそこまでではないかもしれません。
けれど、不快感が強くないけれど、何だか気持ちがふさいでいる、落ち込みやすい。モヤモヤしているくらいの反応は出るかもしれません。
そういう意味でも、この時期は、なるべく心身の負担を抑えてリラックスして過ごすことをお勧めします。
心の整理整頓をしておきたいという人はセッションをお受けになるのもいいかもしれませんね。
森川祐子
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