オンライン・コミュニケーションにおける不安を解消する3つの方法
この1年を振り返った時、変わったなと思うことはありますか?
私が考える変化の一つとして「コミュニケーションの取り方」があります。
以前は職場での対面が当たり前だったのに、昨今ではオンラインでのやりとりが増えた人も多いのでは。
オンラインでのメリットは、移動がない、感染リスクが避けられる等様々なメリットがあります。ただオンラインだと受け取れる(発信できる)情報は限られているため、以前は意識しなくても得られた情報が、入りづらい状況にあるのも事実です。
そのことを意識していないと、コミュニケーションがうまくいかずにイライラしたり、不安になったり…。相手のことが信じられない、会社不信につながる可能性もあります。
つまりこうした背景を踏まえて、より一層「伝えること」「相手を知る」ことを意識する必要があります。
1、 プラスαの言葉を伝える
「とても助かったよ」「大丈夫?」「よくやってくれているね」
「いつもありがとう」等を普段のやりとりに加えてみてください。
業務のやりとりだけだと、事務的な印象になり、仕事の出来、不出来に対する評価がどうなのか?自分の仕事のやり方で大丈夫?評価されてない?等がわからず、
不安になったり、質問したりしたいことがあっても聞きづらいということも。
これは管理者も、一般職もあてはまります。
2、困ったことがあったらどうすればよいかを決めておく
若手に多い問題が「ちょっと聞きたいのに、誰に聞いていいかわからない」問題です。
ほんの些細なことで、会社にいればすぐさま声をかけて聞けるものが、オンラインだとわざわざ連絡するのもな・・・となりがちです。
なかにはメールやチャットで聞いても、無視されたり、嫌な対応をされたりということもあるようです。
そこは、やはり「ルール決め」ではないでしょうか。
指示系統ラインを明確にするのと同時にちょっとしたことを誰に確認したらよいのか、とこを探せばよいのか(マニュアルなのか?)等をはっきりさせておくこと。
聞かれる人も、明確でないから、なんで自分に聞くんだ?忙しいのに…と不満になりがちです。お互いのストレスを減らすためにも先輩や上司には役割として決めておくといいですね。
3、 非言語に気を配る
オンラインコミュニケーションにおいて、特徴的なことはアイコンタクトが取りづらいということです。
Zoom等のオンラインでは視線が合うという感覚がありませんね。その分相手の様子をじーっと見つめても、相手はわかりませんのでしっかりと観察できる状況でもあります。
ただオンラインのやりとりが続くと(特に自宅からの人)、やや緊張感に欠けて無表情になりがちです。
ポイントは少し口角をあげる、眉を上げる、笑顔も歯が見えるくらい、うなづきを大きくするなど、相手が話しやすい雰囲気づくりが大切です。
以上で述べたことは、ほんの些細なことです。しかし日頃から遣わない言葉や表情筋などは、想像以上にうまく出来ないものです。
相手の立場になって想像してみてください。
プラスのメッセージをもらえるだけでその日一日が嬉しくなったりするものでしょう?
相手から求めるばかりでなく、ぜひ自分からプラスのものを伝えていきましょう。
心理カウンセラー 森川 祐子
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