イライラに対処する!
あなたはどういう時にイライラしますか?
打ち合わせに平気で遅れてくる、
お金の管理がずさんだ、
プロ意識の低い、
報連相がなってない…etc.
理由はさまざま。
実はこの「イライラ」=「怒り」は
自分のコアビリーフ(〜であるべき)に影響を受けています。
例えば「時間は守るべき」「お金の管理はしっかりすべき」「プロは◯◯であるべき」「部下は上司に報連相を都度行うべき」etc.
その「〜すべき」に触れる出来事があると、
まるで警報機が「ビビビ」と鳴るように、イライラ警報が発令されます。
「なんでちゃんとしないの?」「社会人として、仕事をする者として私の考えは間違ってないでしょう!?」そう、自らの正当性を強く主張している時こそイライラ度は高まるのです。
そしてその警報が大きく鳴る人ほど、
相手のことをどうにかしたい=コントロールしたいという気持ちが
強く働くのかもしれません。
仕事を行ううえで、たとえ正しい主張だとしても大声を出したり、ピリピリ感を出していたりしたら、
相手との良好な関係は築きにくいものです。
ではイライラ警報を小さくするためにどうしたらいいのでしょうか?
それはイライラ(一次感情)の奥底にある感情(二次感情)に気づくことです。
「納期に間に合わなかったらどうしよう。迷惑をかけるかも(不安)」
「お金の管理、ちゃんとやってくれないということは舐められてる?(屈辱)」
「何度も教えているのにまた間違えたの?私の教え方が悪い?(落胆、困惑)等」
というように、「怒り」の奥底には別の感情があるものなのです。
なのでカッとなって強く言ってしまう前に、
この二次感情を探ってみてください。
それがわかれば伝え方も変えられます。
「ミスが繰り返されると大事な仕事をまかせていいか、心配なんだよ」
「同じミスが何度も起こされると私もどう指導していいか、困っているんだ」
と伝えれば、
相手も「そんな風に思わせていたのか・・・・」と言われたことを受け止めやすくなると思いませんか?
上司→部下だけでなく、同僚間やクライエントとのやりとりにおいても、
カッとなるような瞬間にこの二次感情のことを思い出してみてください。
逆に怒りをぶつけられた時にも、ただ落ち込むだけでなく「そういうふうに強く言われると、私としてもどう対応していいかわかりません」というように率直な気持ちを伝えてみることも大切です。
アサーティブ(気持ちの表現)に伝えられることが、実はイライラに対処できる秘訣なのです。
心理カウンセラー 森川 祐子
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