アフターコロナ!職場でのメンタル、何に気をつけたらいい?
先日、いよいよ首都圏1都3県、北海道に向けて
緊急事態宣言解除となりましたね。
業種・業態によって、解除の段階や従業員の皆さまの出社状況
お客様受け入れも異なることと思います。
段階的にとはいえ、
6月より本格稼働させる会社も多いでしょうから、働く皆さまのメンタルも準備が必要です。
コロナによる外出自粛が始まった当初、
そしていつ終わるかわからないGW頃に感じていた当時の
ストレスとは質が違ってきています。
そのストレスの違いについて、考えていきましょう。
目次
1、「ストレス」の違いとは何か?
以前は「いつまで続くかわからない不安」と「人と会えないことへのフラストレーション」
が主流でした。
とは言え、これだけ続いた自粛生活。
リモートで仕事をしたり
テイクアウトを活用したり
オンライン飲み会をしたり
動画を見て、運動したり・・・
いろいろありながらも、この生活に慣れてきているのではないでしょうか。
私たちは環境に適応してきているのですね。ヒトってすごい!
ヒトとして、もう一つ。
実はヒトは環境の変化が苦手なので、変わるということに「ストレス」を感じてしまいます。
もちろん変化へのストレスについては、個人差があるでしょうが
また
「通勤が始まる。早起きしなければ」
「混雑した電車に乗らないといけない」
「化粧するのがめんどうくさい」・・・
と、来週以降のことを考えるとテンションが下がる人も少なくないはずです。
テレワークを導入している会社はまだまだ一部と言われていますが、日本生産性本部の調査によると、コロナ収束後も6割以上の人がテレワークを継続したいと考えているようです。
出典:日本生産性本部「働く人の意識調査より」
この自粛生活が続くこともストレスですが、自粛生活が終わって、日常に戻ることをストレスと感じる人も少なからずいるということですね。
自粛生活が続くのも「ストレス」
自粛があけるのも「ストレス」
いずれにしても、「ストレス」
なので「ストレス」に対する準備が必要です。
2、「ストレス」に対する準備の進め方
1)まずは「ストレス」があるということを自覚することから
ストレスは嫌だ!ストレスなんて見たくない!と思ってみても、なくなりません。
なので「ああ、自分はストレスを感じているのだな」と知ること。自覚することが重要です。自覚ができたら、ストレス解消にも積極的になれますね。
2)職場で仕事ができることのメリットに気づく
この場合、自粛のケースは大きく2つ。
家でリモートワークをしていた人と、
仕事をせず、自宅待機をしていた人がいらっしゃいます。
リモートワークの人は、職場に行けば、wi-fiやプリンター、デスクや椅子も仕事用ですから環境が整っていて、効率が上がります。
また、仕事の合間で同僚とコミュニケーションをもつことや業務と休憩というように、時間にメリハリを持たせること、仕事を終えた時の、達成感などもあるかもしれません。
これらのことは自宅ではなかなか得られないことですね。
一方、自宅待機を余儀なくされていた人、特に時間を持て余していた人などはつらかったかもしれません。
何もしなくてよいことは、一見ラクなことに見えるかもしれませんが時間を持て余す、これ、なかなか大変です。
長期にわたると、先々の雇用不安や自分は必要とされているのだろうか、といった気持ちになる。何も起きていないのに、大きな不安を抱え込んでしまい、メンタル不調に陥るケースも少なくありません。
そのことを考えれば、仕事が再開し、職場の仲間とともに、また業務に取り組めることを考えると、前向きに捉えられるかもしれません。
3、心の針を「頑張る」ことに振り切らない
「さあ!職場に出勤して、仕事だ!!」という時に、気をつけていただきたいことは
「頑張りすぎない」
ということです。特に通勤にブランクのある人は気を張りすぎると、落差が大きすぎて、肉体的・精神的疲労が強く出ます。「頑張りたい人」が、「頑張るな」ではなく、徐々に慣れていきましょう!ということです。
人は急激な環境の変化に弱いですから、「少しずつ」鳴らしていくつもりで、以前の状態に戻してやるといいです。
それでも、久しぶりの出勤で気になる従業員の方がいらっしゃる場合には無理をさせず、本人のペースを尊重しながら対応してみてください。
迷うケースがありましたら、どうぞ弊社までお気軽にお問いあわせくださいませ。
ブルーコンシャス 森川 祐子
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・外出がままならず、ストレスが大きい。
・仕事のこと、将来のことなど、不安が頭から離れない
・漠然とした不安がぬぐえない
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