メンタルヘルス研修のもう一つの意図!

高の自分を引き出す!
ルーコンシャスの森川祐子です。


今日で11月も終わり。
昨年12月1日から始まったストレスチェック
スタートしてから1年が経ちましたね。


ストレスチェック義務化となっているのは

対象は50人以上の組織ですが
50人に満たない組織でも必要性については
もちろん同様です。


私ごとですが、ちょうど11月から始まった
某大手企業でのメンタルヘルス研修は
来年1月まで続き、今年2年目です。

 

昨年は5回だったのが、今年は24回になったのです!


ということからもわかるように
メンタルヘルスへの関心は高まり
徐々にその重要性は認識されつつあります。


ところが、メンタルヘルスの問題というのは
知識面においては、概ね誰でも理解できるものなのですが
その先には、「ある難しさ」があります。


それは、何か?


そう、メンタルヘルス問題は
言い換えれば「人と人との」問題だとも言い換えられます。


苦手な人がいたとして、普段かかわらなくてもいいとか
話さなくてもいい、なら何も問題はないわけです。


ところが、仕事ですから
何かしらの接点はあるわけです。

 

中には、上司と部下、
同じチームで仕事をする先輩と後輩。
避けてたら仕事になりません。

難しくさせているものは
考え方の違いにあるのかもしれません。


部下や後輩からすれば
「自分のペースでやらせてほしい」
「大きな声を出さないでほしい」
「もっとわかりやすく教えてほしい」

「自分のプライベートの時間を優先したい」

 


でも上司や先輩にすれば
「こっちの意図を汲み取ってほしい」

「若いうちは仕事を最優先して早く仕事を覚えてほしい」
「時には危険なこともあるので、大きい声を出すこともある」

 

ということを理解してほしいと思っています。
ただ、それぞれが、自分の言い分ばかりに
こだわっていても、意図が伝わらなければ
いつまで経っても平行線です。

 

ですので、メンタルヘルス研修などは
ある意味、良い機会なのです。

それぞれが抱える葛藤をどう扱うか
ということをあらかじめ、人事ご担当者様から
ヒアリングができていれば、
プログラムに盛り込むことができます。

 

単に知識研修だけで終わっては
もったいないですから
本来はそれぞれの立場から見て
いかに階層間のコミュニケーションを取るか
が大切ですね。


どうしてもラインケア(管理職者向けメンタルヘルス研修)に
その要素は多くなるわけですが時間をかけてでも、
実施を重ねる理由はそこにもあるわけです。


相手の考えや思いを想像する。


まずはそこから始めてみるといいです。

 

意外に私たちは、少し思いを馳せてみるだけで
相手の思いが
わかっているものなのですよ。
気付かないフリをしているだけで。

相手がどう思っているか
想像することから始めてみませんか?☆


今日も最後まで読んで下さって
ありがとうございました。


メンタルトレーナー 森川祐子

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